木の家 プレウォール
長く住まう家だからこそ、最初にしっかりと考えたい住まいの構造。
家族が安心して暮らしていける住まいを「モノコック構造」で実現します。
伝統的な日本の住まい在来軸組工法と、床・壁パネルを組み合わせたモノコック構造をご説明いたします。
耐震性 大地震にもしっかりと耐え、大空間・大開口も叶えます
柱・梁・壁・床が一体となって支えることで優れた耐震性を発揮します。
その耐震性によって大空間・大開口の設計を可能にしました。パネル工法の強度と、在来軸組工法の自由度をあわせもったプレウォールが、「強度」と「暮らしの豊かさ」の両立を実現します。
モノコック構造が、外からの力を分散するから大地震にも強い!!
モノコック構造
外部からの荷重を面全体で分散し受け止めることで高い強度を発揮。
在来軸組構造
外部からの力が柱や梁などに集中しやすく、全体的に十分な強度を発揮しにくい。
水平荷重(地震・台風)&鉛直荷重(家自体の重み・積雪など)
在来軸組工法 柱・筋交いで支える
2×4工法 床と壁で支える
プレウォール工法 柱・床・壁で支える
在来軸組工法の2倍以上の強度
繰り返す揺れ(余震)にも効果
プレウォールでは本震だけでなく、繰り返す余震にも備えるため、「真空構造」を採用。
地震の揺れが伝わると、壁が突っ張ってしっかりと支えます。また、柱に壁材を釘で打ち付けるだけの大壁構造にくらべて、柔軟性があり繰り返しの揺れにも強いので、余震があっても安心です。
真壁構造(プレウォール)
大壁構造(他工法)
高強度だからできるオープンな間取り
強度に優れたプレウォールで建物を支えているので、間取りの制限が少なく、大空間・大開口をとることも可能です。
省エネ性 1年中快適に過ごせて省エネもできる
業界最高レベルの断熱性能 フェノールフォーム
プレウォールでは一般的な住宅に使用されている断熱材「グラスウール」にくらべて、約2倍もの断熱効果をもつ「フェノールフォーム」を採用しています。耐久性も高く、何年経っても変わらぬ断熱性能を誇ります。
年中快適に過ごせ、さらに光熱費も削減
夏涼しく冬暖かく、1年中快適
もともと寒さの厳しい北欧で誕生したパネル工法。住まい全体を断熱材フェノールフォームで包み込みます。屋外の気温を伝えにくいうえに、室内の空気も漏れにくいので寒い冬には一度温めた空気を外に逃さないのはもちろん、暑い夏の冷房効果も抜群です。
年間約7万円の光熱費を削減
光熱費比較 | |||
一般住宅 | プレウォール工法の住宅 | 差額 | |
---|---|---|---|
1年後 | 199,018円 | 126,312円 | -72,706円 |
10年後 | 1,990,180円 | 1,263,120円 | -727,060円 |
20年後 | 3,980,360円 | 2,526,240円 | -1,454,120円 |
30年後 | 5,970,540円 | 3,789,360円 | -2,181,180円 |
プレウォールの住宅は、電気代も節約できます。家庭生活においてもっともエネルギーを消費するのは冷暖房。光熱費を換算すると、一般住宅では199,018円/年となるところ、プレウォール住宅は、126,312円/年となり、1年で72,706円もの光熱費が節約できます。
耐久性 万全の湿気・結露対策で家を長持ちさせる
湿気を通さない!フェノールフォーム
プレウォールの最大の特徴として抜群の断熱性能を持つ断熱材「フェノールフォーム」ですが、一般的な繊維系断熱材の欠点である吸水性の心配がありません。内部結露もおきないので家は長持ちするのです。
壁(断熱材)の中は常に乾燥。さらに気密性も高いので、湿気が入り込むスキを与えません。柱や土台が腐ることなく、健康な状態を保ちます。
丸1日も経たない内に維持系断熱材には水が浸透し沈みかけてしまいます。
壁体内で結露させない通気工法
結露を防ぐため、プレウォールでは壁の中の湿気を外に排出する「通気層」と「小屋裏換気スリット」を採用。壁体内通気層が空気を流動させ、小屋裏換気スリットが湿気を輩出。また、通気層は雨漏りの原因ともいわれる室内と室外の気圧差を少なくする効果もあります。
計画換気で家の中の空気はいつもフレッシュ
住宅には、健康を害することがないように、室内の湿気や汚れた空気を入れ替える「計画的な換気」が必要です。隙間の多い住宅では、風や室内外の温度差によって漏気がおこり、「計画的な換気」を行うことができません。
一方プレウォールの住まいは、気密性能が高いため、「計画的換気」をしっかり行うことができるので家の中の空気をきれいに保ちます。